ハワイ旅行 ホテル＋航空券予約サイト【The Waikiki Collection ワイコレ】初めてのハワイ旅行で気をつけるべきマナーや注意点を徹底解説ハワイ旅行での注意点やマナー10選

初めてのハワイ旅行を計画している方は、現地のマナーや法律について理解しておきましょう。日本とはルールが異なるため、同じように生活をしていても、ルール違反になってしまうことがあります。日本人にとっては「こんなことで罰金になるの？」という驚きのルールもたくさんあります。そこでこの記事では、ハワイ旅行初心者向けに、現地でのマナーや注意点をご紹介します。

ハワイでは、公共の場での飲酒や喫煙が禁止されています。日本とは全く異なる法律ですので、必ず理解しておいてください。

【お酒のルール】
ハワイでは、ビーチや公園など公共の場での飲酒が禁止されています。「ビーチで缶ビールを一杯」とやりたいところですが、残念ながら罰則の対象です。また路上でお酒を袋に入れずに持ち歩くのも禁止事項となっています。

ハワイで飲酒できる場所は以下の通りです。

・ホテルの部屋
・お酒を提供する飲食店
・持ち込み可の飲食店

お酒で羽をのばしたい気持ちも分かりますが、公共の場ではそのまま持ち歩かない、飲まないを徹底してください。

【タバコのルール】
ハワイでは、2016年に「新禁煙法」が導入され、公共の場でのタバコが禁止となりました。またタバコや電子タバコの購入・喫煙は21歳以上と決まっています。ハワイでは禁煙エリアに「Smoking Prohibited by Law」という看板がありますので、その周辺ではタバコを取り出さないようにしましょう。外でタバコを吸う習慣がある人や、20歳になったばかりの人は、タバコの取り扱いに注意してください。

ハワイでは、横断歩道のない道路を横断すると罰則の対象になります。「Jaywalk（ジェイ・ウォーク）」と呼ばれ、信号無視だけでなく、歩行者信号が点滅している状態で渡り始めるのも禁止です。旅行者であっても罰則を受けますので、十分に注意しましょう。

日本でも歩きスマホが問題視されていますが、ホノルル市ではスマホなどの電子機器を使用しながら横断歩道を渡ることが禁止されています。スマホだけでなく、タブレットやパソコン、ゲーム、デジタルカメラも禁止です。ある調査では、日本人は他の旅行者と比べて、歩きスマホの割合が多いことが確認されています。もしスマホを触りたい場合は、必ず安全な場所で立ち止まってから操作をしてください。

ハワイではウミガメツアーやウミガメグッズなど、ウミガメに関する観光産業が盛んです。ウミガメは神聖な生き物として扱われ「特別保護動物」に指定されています。

そして特別保護動物は、「触ってはいけない」「3m以内に近づいてはいけない」「エサをあげてはいけない」という法律があります。生態系を守るための法律ですので、いくらウミガメが可愛いからといって、近づかないようにしてください。

ハワイでは、12歳以下の子供を13歳以上の保護者なしで一人にすると罰則の対象になります。日本では、子供だけで行動することがあるかもしれませんが、ハワイ（アメリカ）では外出だけでなく留守番や子供だけで遊ぶ行為も禁止です。

「ちょっとホテルの部屋で待っててね」
「飲み物を買ってくるからベンチに座ってて」
「トイレに行っておいで」

こういった行為も、ハワイでは法律違反です。海外では、子供が連れ去られる危険性もありますので、保護者は子供から目を離さないようにしましょう。

観光地であるハワイは、景観を損なわないために、外で洗濯物を干す行為を禁止しています。もちろん滞在中のホテルやコンドミニアムでも同様。洗濯物は、室内で干すかランドリーの乾燥機で乾かすかの2択です。ハワイ旅行へ行く際は、折り畳みのハンガーを持って行ったり、ホテルに乾燥機があるかなど、洗濯事情もチェックしておいてください。

ハワイではゴミのポイ捨てが禁止です。日本でもルール違反ですが、ハワイでは罰金対象となっています。もしポイ捨てをすると罰金だけでなく、ゴミ拾いのボランティアに参加する必要があり、旅行の計画が狂ってしまうでしょう。

ハワイに限らず、海外旅行に行くなら荷物の管理は大切です。日本のように、席に荷物を置いてトイレに行ったり、カバンがしっかり閉まっていなかったりすると、スリや窃盗のターゲットになります。特に日本人は治安の良い環境で生活しているため、荷物の管理が甘くなりやすく、その結果ターゲットにされ荷物を盗まれる被害も発生しています。

特に注意すべきは「置き引き」「ひったくり」「車上荒らし」です。荷物を肌身離さず持っておくだけでなく、日没後は一人で行動しない、人通りの少ない場所にはいかない、など防犯意識を持って観光を楽しみましょう。

アメリカにはチップ文化があり、ハワイでも同じ習慣があります。日本人には馴染みのない習慣ですが、アメリカではサービス業の賃金が低い傾向にあり、サービス料としてチップを渡すことで、収入を安定させる文化が根付いています。よってチップを渡さないのはマナー違反です。チップ文化を受け入れて、気持ちよくお会計をしましょう。

チップの相場は業種や地域によって異なるため、「何ドル」というルールはありません。目安として支払った料金の15〜20%程度を渡せば、問題ないといわれています。またレストランなどでは、チップ込みの料金を請求される場合もありますので、レシートは必ず確認しておきましょう。そしてチップには1ドル札を用意しておくと便利です。空港などで両替しておくと、チップを渡すときに手間取らなくて済みます。

アメリカでは、くしゃみをする時に「Excuse me（失礼）」と言うのがマナーです。なぜなら、くしゃみは周りに迷惑をかける行為なので、相手に対して申し訳ないという気持ちを示さないといけないからです。逆にくしゃみをされた場合は「Bless you（お大事に）」と返すのが基本。その後に相手が「Thank you（ありがとう）」と言って、一連の流れは終わりです。

日本人はあまり知らない文化ですが、「Bless you」と言われて、何も返さないと失礼な人だと思われるケースもあります。ぜひアメリカの文化にも目を向けて、円滑なコミュニケーションをはかりましょう。

ちなみに、アメリカではひじの内側で口を覆いながらくしゃみをするのがマナーです。
 

本記事はハワイ旅行初心者向けに、現地のマナーや法律、注意点について解説してきました。ハワイでは、日本と異なるルールやマナーが多く、理解しておかなければ、罰則や罰金の対象になってしまいます。特にお酒やタバコ、交通ルールには注意しましょう。ぜひ本記事を参考に、ハワイ旅行の計画を立ててみてください。