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2023.2.05

観光情報

開放的な窓から景色を眺めながら進む、ホノルルを走るトロリー

ハワイトロリー(イメージ)
トロリーとは、ワイキキやホノルル市内でよく見かける窓がないバスのような車です。現在はすべてのトロリーが私営で、どの会社にも複数のラインがあります。人気のスポットはほぼ網羅されているので、レンタカーを借りなくてもトロリーだけで定番の観光スポットを回ることができます。窓がなく開放的な車内から、ハワイならではの心地よい風を感じながら絶景を眺めることができるのもポイント。ここでは、最新のトロリー運行状況をご紹介します。
コロナの影響で2020年から営業をストップせざるを得ない状況が続き、約2年ほとんど見られなかったワイキキのトロリーですが、2022年の年末頃から各社運行を再開し、活気を取り戻してきました。

2023年2月現在、以下のトロリーが運行しています。2019年の運行状況からかなり変わっていますので、以前利用したことがある方も、必ず最新の路線図や料金などを確認しましょう。

1)ワイキキトロリー
2)HiBus(ハイバス)-JTBオリオリ
3)LeaLea(レアレア)-HIS

それぞれ特にツアーの参加などの規定はなく、誰でもチケットを購入できます。時期によっては期間限定キャンペーンなどを実施している場合もありますので、公式のウェブサイトで最新情報を確認してみましょう。
長い間、観光客はもちろんワイキキ周辺で働く地元の人々にも愛され続けているトロリーは、現在も元気に運行しています。2019年以前とはライン名や運行ルートが変わっていますので、注意しましょう。現在は、ピンクライン(アラモアナルート)、グリーンライン(ローカルダイニングルート)、レッドライン(ダウンタウンルート)、ブルーライン(ダイヤモンドヘッドルート)の4つがあります。

チケットは、それぞれのラインの1日チケット、全ライン1日乗り放題チケット、全ライン4日間乗り放題チケット、全ライン7日間乗り放題チケットがあります。また、この後にご紹介する「LeaLea」の2路線が含まれて合計6路線に乗れる7日間チケットもおすすめです。ワイキキトロリーは、おなじみの開放的なデザインのトロリーの他に、二階建てのバス型トロリーもあります。

チケットは、オンラインまたはワイキキ・ショッピング・プラザのロビー1階にあるデスクで購入することができます。また2025年3月まで、JCBのクレジットカードを提示すると、ピンクラインの乗車賃が無料になります。カード所有者と同乗の大人一人、子ども二人(11歳以下)までが対象です。家族で利用する場合は乗車時スタッフに「ファミリー」と伝えましょう。
ワイキキの交通といえばやっぱりワイキキトロリー
▲ ワイキキの交通といえばやっぱりワイキキトロリー


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ワイキキトロリー公式サイト:
https://waikikitrolley.com/ja/
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コロナでオリオリトロリーの運行をストップしていたJTBは、2022年12月に「HiBus(ハイバス)」という名称で営業を再開しました。HiBusは西はダウンタウンから、アラモアナ、ワイキキ、ダイヤモンドヘッド、東はカハラまで走る5つのラインで運行されていますので、ハワイの歴史を辿る観光スポットからショッピング、ダイヤモンドヘッドハイキングまで網羅されており便利です。チケット購入により、どなたでも利用することができますので、利用の詳細はHiBusの公式ウェブサイトをご参照ください。
▲ ハワイトロリー(イメージ)

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JTB HiBus(旧オリオリ)公式サイト:
https://www.oliolihawaii.com/bus
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HISのトロリー「LeaLea(レアレア)」は昨年11月から運行再開しました。木目調のお洒落なデザインで目を引く姿が特徴的です。チケットはLeaLeaの2路線+ワイキキトロリーの4路線が合体した7日券パスのみ。LeaLeaトロリーのみのチケットは販売していませんのでご注意ください。

LeaLeaの路線はマラマラインとショッピングラインです。マラマラインは、ホノルル美術館、ハワイ州庁舎、フォスター植物園、ビショップミュージアム、イオラニ宮殿(カメハメハ大王像)などハワイの文化遺産と歴史的な建造物をめぐるルートになっています。一周約120分で、1日に5本走っています。出発はワイキキの中心、 ロイヤル・ハワイアン・センターから、帰りはアラモアナセンターを経由しワイキキのロイヤル・ハワイアン・センターに戻ります。

ショッピングラインは、ウォルマートやSALT(商業施設)で話題のカカアコ、お土産にもぴったりなお洒落なものが揃うホールフーズ、定番のドン・キホーテやアラモアナセンターにも停車するトロリーです。一周約80分、1日に8本運行しています。マラマラインと同じくロイヤル・ハワイアン・センターから出発し、アラモアナセンター経由でロイヤル・ハワイアン・センターに戻ります。
LeaLeaトロリー
▲LeaLeaトロリー

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レアレア公式サイト(路線情報):
https://www.lealeaweb.com/trolley
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アラモアナやワイキキは何度か行っているので慣れているけど、カメハメハ大王像やイオラニ宮殿などがあるダウンタウン周辺にはどうやって行ったらいいかわからない、レンタカーだと駐車場が心配、という方も多いはず。そんな方には、観光にも便利なワイキキトロリーのレッドラインがおすすめです。

「レッドライン:ハワイの豊かな過去の文化、そしてモダンな現代の物語。ハワイには独自の素晴らしい物語があり、それを聞いてみたい見てみたいと思う方々は多くいるのではないでしょうか。これこそが、レッドラインの真価を発揮するところです。このラインに乗って、王や女王の時代から第二次世界大戦で起こった悲劇、そして今のハワイに影響を与えている文化まで、ハワイの文化と歴史をじっくり堪能してみてはいかがでしょうか。」
(ワイキキトロリー公式サイトから引用)

とあるように、ハワイの文化と歴史を学べるスポットを中心に回るラインです。1時間おきに運行しているのでゆっくり自分のペースで観光したい人にはおすすめです。帰りはアラモアナセンターにも寄るので、合わせてショッピングもしたい人にぴったりです。

カメハメハ大王像
▲ カメハメハ大王像

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レッドライン1日乗車券
大人US$30、子供(3歳以上11歳未満)US$20
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トロリーに乗るにあたり、いくつか注意事項がありますので読んでおきましょう。

<注意事項>
・停留所以外での乗降はできませんのでご注意ください。
・満員の場合は次の車両をご利用ください。
・立ち乗り可能なトロリーもありますが、その場合はつり革等にしっかりおつかまりください。
・車内は禁煙、飲食も基本的には禁止です。
・サーフボードやスーツケース等の大型荷物はご遠慮ください。
・ベビーカーは畳んで乗り込んでください。
・チケットは運営会社ごとに購入方法と購入できるチケットの種類が異なるので注意しましょう。

あらかじめどこに行きたいか路線図などで確認をし、どのチケットが一番お得か確認しておくとよいでしょう。
トロリー内部(イメージ)
▲ 開放感のある座席が魅力のトロリー


いかがでしたでしょうか?ハワイにはトロリー以外にもThe BusやBiki(レンタルサイクル)など便利な交通手段もありますが、開放的なトロリーに乗って心地よい風を感じながら観光するのはハワイならではと言えるでしょう。特にまだトロリーに乗ったことがない方は、ぜひハワイのトロリーで観光をしてみてくださいね。

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