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2023.3.08

観光情報

TheBusを乗りこなして行く!おすすめのハワイ観光スポットをご紹介

オアフ島を西から東、南から北まで網羅する「ザ・バス(TheBus)」は、ハワイに住む人々の交通の軸となる公共交通サービスです。今までの現金または月額のパスのみから、ついにハワイでも交通ICカード「Holoカード(ホロカード)」が導入され、さらに使いやすくなりました。もちろん、在住者だけではなく、観光客にとっても使いやすいサービス満載ですので、ぜひハワイの旅行中にTheBusを在住者のように使いこなしてみましょう。
オアフ島を網羅する「ザ・バス(TheBus)」は、ハワイの交通の軸となる公共交通サービスで、地元の人々の生活を大きく支えています。TheBusの大きな魅力は、なんといっても、1回の乗車賃が距離関係なく3ドルという良心的な価格と、オアフ島の隅々まで網羅する交通網です。タクシーやハイヤーでは莫大な料金がかかってしまうノースショアにも3ドルで行けてしまうのです。人気のカイルアタウンや、遠いコオリナ・リゾートなど、レンタカーでは運転が不安、タクシーだと高い、そんな不安でなかなか踏み出せないような場所にも安心して行けます。これは、公共料金という、ハワイの人々の生活を支えるサービスだからこそできること。毎日TheBusで1時間かけて通勤する在住者が多くいるのです。ツアーバスと違って日本語が通じないので言語の部分が心配という方も多いかもしれませんが、ルールや仕組みを把握しておけば大丈夫です。ドライバーさんも優しく対応してくれますよ。
TheBusのバス停の看板。この場所に停車するバスの番号が表示されています
▲ TheBusのバス停の看板。この場所に停車するバスの番号が表示されています
運賃は、乗車時に現金で支払う方法と、「Holoカード(ホロカード)」というICカードで支払う方法の2つがあります。現金で支払う場合、1回の乗車につき大人3ドル、6~17才の子どもは1.75ドル、5才以下は大人同伴なら1人無料(ただし子どもが2人の場合は子ども1人分の料金)です。支払いは前払いで、乗車時に運転席のすぐ横にある集金ボックスに投入します。1ドル紙幣でもコインでも大丈夫ですが、お釣りが出ないので、事前にピッタリ用意しておきましょう。

もう一つの支払い方法が最近サービスが開始された交通系ICカードの「ホロカード」です。ホロカードを取り扱っているお店やオンラインでチャージし、乗車時に運転席の横にあるカードリーダーにタッチします。日本の交通機関と同じようなイメージです。頻繁にTheBusを利用する場合はホロカードの購入をおすすめします。ホロカードは、セブン-イレブンやフードランド、タイムズ・スーパーマーケット、ワイキキ内のほとんどのABCストアなど観光客でも買いやすいロケーションにあるお店で販売されています。ただし全ての店舗で取扱いがあるわけではないため、事前に購入場所を確認しておくとよいでしょう。ホロカードを使う場合も、1回の乗車賃は3ドルで、乗車後2時間半以内の乗り換えであれば、追加料金無しで何度でも取り換え可能です。また、デイキャップというものが設定されており、1日の乗車料金が7.5ドルを超えて請求されることはありません。3回以上の乗車でワンデーパスと判断されてワンデーパスの料金の7.5ドルが請求額となります。現金の場合は乗り継ぎ毎に3ドルを支払うことになりますが、ホロカードでしたら乗り換えのサービスやデイキャップサービスがあるので何度も乗車する場合はおすすめです。
新しい車両のデザイン
▲ 新しい車両のデザイン

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TheBusウェブサイト:http://www.thebus.org/default.asp?f=y&m=main
ホロカードウェブサイト:https://www.holocard.net/ja/
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ビーチと並んでハワイの代表的な景色といえばダイヤモンドヘッドですね。遠くに見えますが、ワイキキからは意外と近く、TheBusならワイキキから乗り換えなしで行くことができます。もちろんダイヤモンドヘッドまで行くのであればぜひ一度はダイヤモンドヘッドハイキングも体験してみましょう。往復で2時間もかからず、小さいお子様でも挑戦できるハイキングコースです。TheBusで行く場合、バス停からハイキングへの入口には徒歩約15分ほどで到着します。毎週土曜日に開催されている、KCCファーマーズマーケットに行くのもおすすめです。
ダイヤモンドヘッド
▲ ダイヤモンドヘッド


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ワイキキからダイヤモッドヘッドへのルート
2番:WAIKIKI-DIAMOND HEAD-KCC 
    終点のバス停18Th Ave + Opp Iwalani Pl下車
2L番:WAIKIKI-KAHALA MALL – Limited Stops
         バス停Diamond Head Rd + Opp Kapiolani Community College下車
23番:HAWAII KAI - SEA LIFE PARK、またはKALAMA VALLEY
         ダイヤモンドヘッド・クレーターの入口すぐ側にあるバス停Diamond Head Rd + Opp 18th Ave下車
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日本でもおなじみ、スターバックスコーヒーはハワイにもたくさんありますが、SNSで話題沸騰のグリーンのレトロなスターバックスがあるのをご存知ですか。アラモアナから乗り換えなしで約30分で行けるマノアという地域にあります。マノアは、緑に囲まれた閑静な住宅街ですが、マノアフォールズ(マノアの滝)と呼ばれる人気のハイキングコースもあり、観光客も訪れる今話題の地域です。スターバックスの向かいにはセーフウェイやドラッグストア、マクドナルドなど地元の人の生活に欠かせないお店が入る小さなショッピングセンターもあり、ワイキキやアラモアナとは違った、地元の人々の生活を感じられる雰囲気のエリアです。
マノアの滝
▲マノアの滝

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マノアエリアまでのルート
6番:PAUOA VALLEY バス停E Manoa Rd + Opp Kaonawai Pl下車
※ワイキキからは乗り換えが必要ですがアラモアナセンターからでしたら乗り換えなしの1本
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オアフ島を代表する観光スポットの一つ、パールハーバー(真珠湾)もTheBus1本で行くことができます。パールハーバーでは、国家歴史登録財であるアリゾナ記念館、第二次世界大戦終結の調印式が行われた戦艦ミズーリ、それ以外にも潜水艦や戦闘機などが一般公開されており、オアフ島を代表する観光スポットとなっています。日本人であれば教科書で学んだ歴史の地でもありますので、一度は訪れてみたい場所ですね。

<パールハーバーのインフォメーション>
パールハーバーには4つの施設、「USSアリゾナ記念館」、「戦艦ミズーリ記念館」、「パールハーバー太平洋航空博物館」、「U.S.Sボーフィン潜水艦博物館」、そして各施設への玄関口となるビジターセンターがあります。休館日はサンクスギビング(11月第4木曜日)、12月25日、1月1日。
ビジターセンターとUSSアリゾナ記念館は無料ですが、そのほか3つの施設は運営団体が異なり、入館料や開館時間も違います。
ビジターセンターの公式ウェブサイトでそれぞれのインフォメーションをご確認ください。
ビジターセンター公式ウェブサイト:https://www.nps.gov/perl/index.htm
戦艦ミズーリ記念館
▲ 戦艦ミズーリ記念館

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ワイキキからパールハーバーへのルート
20番:AIRPORT-PEARLRIDGE Arizona (Memorial-Aloha Stadium) 
42番:EWA BEACH AZ MEMORIAL STADIUM PEARLRIDGE
バス停Kamehameha Highway/Kalaloa Street下車
※所要時間は上記のどちらのルートも1時間10分程度。
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アラモアナショッピングセンターの次に規模が大きいショッピングモールが、パールリッジエリアにある「パールリッジ・センター」です。パールリッジセンターは、アラモアナショッピングセンターと違い観光客が少なく、地元の人々が多く集います。日本語が通じるお店もほとんどなく、まさに、ザ・アメリカ的なモールを感じることができるかもしれませんね。ディスカウントストアや量販店の「ロスドレス フォーレス(ROSS DRESS FOR LESS)」「TJマックス(T.J.maxx)」や、日本でも知られている「フォーエバー21(FOREVER 21)」「ホリスター(Hollister)」を始め多くの人気店が入っています。地元の雰囲気を味わうにはピッタリのモールです。
地元の人々に大人気のカリフォルニアピザキッチン
▲ 地元の人々に大人気のカリフォルニアピザキッチン

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ワイキキからパールリッジセンターへのルート
20番:AIRPORT-PEARLRIDGE Arizona (Memorial-Aloha Stadium)
42番:EWA BEACH AZ MEMORIAL STADIUM PEARLRIDGE
センター前のバス停4Kamehameha Hwy + Pali Momi St下車
※所要時間は上記のどちらのルートも1時間15分程度。
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公共バスですのでマナーは必ず守りましょう。代表的なものをいくつかあげておきます。

1)車内での飲食は禁止。禁酒、禁煙です。
2)意外と知られていないのですが、大きな荷物は持ち込めません。
  膝の上に乗る大きさが限度。サーフボードやゴルフセットは不可。
    ベビーカーは折り畳めるタイプならOKで、スーツケースは基本的には不可。
    自転車は外のラックに載せることができます(レンタサイクルbikiは不可)。
3)運転中にドライバーに話しかけてはいけません。行き先を確認したい場合は必ず乗り込む際に行いましょう。
4)優先席があります。「COURTESY SEATING」と書かれたシートはお年寄りや身体障がい者のための優先席です。
5)濡れた衣服や水着での乗車は避けてください。
行き先は乗車口付近の電光掲示板にも表示されますので確認の上乗車しましょう
▲ 行き先は乗車口付近の電光掲示板にも表示されますので確認の上乗車しましょう


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TheBusのインフォメーション
アラモアナセンター1階センターステージ裏にあるゲストサービス
無料の時刻表やルートマップが全路線分入手可。
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いかがでしたでしょうか?TheBusは、常に最新のテクノロジーを導入したり、環境問題にも積極的に取り組んでおり、日々進化しています。そのため、日々情報も更新されますので、最新ルートや最新料金の更新情報は公式ウェブサイトで確認してくださいね。コロナ禍以前の情報から変わっている情報も多くありますのでご注意ください。ハワイ滞在中の移動は、タクシーやレンタカーもいいですが、費用をなるべく抑えたい方や運転が不安な方は、ハワイの交通機関であるTheBusを使いこなしてみましょう。

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