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2023.4.19

観光情報

【2024年版】ハワイの物価を徹底調査!お得に賢くハワイを楽しもう

コロナが落ち着き、ようやく行けるようになった海外旅行にハワイ旅行を計画している方も増えてきましたが、昨今のドル高円安、燃油サーチャージの値上げなどに加え、現地の物価高も気になる方も多いと思います。航空券やホテルなどの基本的な旅費以外にかかる現地滞在費用がどれくらいかかるのか気になりますよね。この記事では、最新のハワイの物価事情をご紹介しますのでハワイ滞在費用の参考にしてみてください。
米国の急激なインフレは、ここハワイでも例外ではなく、様々なものが軒並み値上げされています。サービス、商品、ガソリン、その他ほとんどの物が値上げされており、在住17年目の筆者も、少しずつの値上げはそれほど気にならず受け入れていましたが、ここ1〜2年の急激な値上げは過去にはなかった程で衝撃を受けております。

物価の上昇により、ハワイの最低賃金も段階的に上がる予定となっているため、ハワイ在住の人にとっては嬉しいこともありますが、そうなると人件費がかさみ、それが物の値段に反映されますので、日本からの観光客にとっては、さらに物価が高くなるということになります。さらには最近の円安がとどめをさしており、せっかくコロナが落ち着いたのにハワイ旅行は当分我慢という方も多いようです。

物だけではなく、人件費が高くなればサービスの値段も高くなりますのでオプショナルツアーや交通費なども数年前よりも高くなっているのが現状です。ただ、アメリカブランドやメイドインハワイの物など日本で割高に設定されている商品は、ここハワイで購入する方が安いということもありますので賢くお買い物しましょう。
スーパーのセールは3割程度安い事もありお得
▲ スーパーのセールは3割程度安い事もありお得
観光客の皆さんが物価の高さを感じるのがやはり食事ではないでしょうか。おおよその目安をご紹介します。

まず、朝ご飯。カフェでサンドウィッチとコーヒーなどをテイクアウトする場合、コーヒーは最低でも5ドル、サンドウィッチは10~15ドル程度が相場です。ホテルのレストランでの朝食は30ドル~が目安で、さらには18%~20%程度のチップも必要となります。1ドル130円としても一人5000円の朝食は高いですね。
ランチもプレートランチであれば20ドル以下のものを見つけることができますが、レストランではサンドウィッチやパスタも20ドル以上するお店が多いです。ディナーは、レストランによってピンキリですが、ステーキハウスなどは一人50ドル程度かかります。

ハワイはテイクアウトもポピュラーですので、スーパーマーケットのお弁当やフードコートのプレートランチでテイクアウトしてホテルで食事をするのもいいかもしれません。フードコートなどのテイクアウトでしたら20ドル以下で購入できるものもありますので、レストランで食べるよりは安く済むでしょう。アラモアナショッピングセンターにもフードコートが2つあり、様々なジャンルのお店が入っているため、テイクアウトしたその場で食べられますのでお買い物帰りにディナーを食べて帰るのもおすすめです。
レストランの朝食(イメージ)
▲ レストランの朝食(イメージ)
交通費もここ1〜2年で上がりました。空港からホテル間の移動は、シャトルやタクシー、ライドシェアなど手段がいくつかありますが、ライドシェアのUberやLyftなどはアプリを使ってチップを含めた支払いができ、かつハイヤーなどに比べて格安なため人気となっています。
Uberのワイキキまでの料金は片道20~30ドル程度が相場となっています。滞在中の交通機関はシェアライド以外に、トロリーも便利です。特にワイキキ周辺では、トロリーが充実しており、人気の観光スポットを周遊するワイキキ発着の路線が複数あり、目的に応じてチケットを購入することができます。トロリーは1ライン1日乗り放題で30ドル~となっています。市民が使う公共交通機関である「The Bus」も激安で遠方まで行けるので賢く利用しましょう。

また、アクティブに過ごしたい人はレンタル自転車の「biki」もおすすめです。ホノルル市内を網羅するシェアサイクルサービスで、旅行者も簡単に利用できます。利用料は30分で4.5ドル。1日に3回以上利用する場合や長い時間レンタルしたい場合など目的によってお得なプランもありますのでタクシーを使うよりも安く移動できかつアクティブに過ごせます。
ハワイ市民の交通手段の要「The Bus」
▲ ハワイ市民の交通手段の要「The Bus」

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The Busの公式ウェブサイト:http://www.thebus.org/
Bikiの公式ウェブサイト:https://gobiki.org/
ワイキキトロリーの公式ウェブサイト:https://waikikitrolley.com/ja/
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次に気になるのがお土産の値段です。ハワイの物価が高くなり、ナッツやチョコレートなどのお土産品の値段も上がっています。お土産で有名なマウナロアのマカダミアナッツは、一見価格が変わっていないように見えますが、数年前よりも内容量が少なくなっています。

マウナロアのチョコレート 1箱 15個入り $4.59(596円)
ハワイアンホストのチョコレート 1箱 14個入り $6.29(817円)
マウナロアのチョコレート 1袋 226g入り $13.99(1818円)
ライオンコーヒー1袋10oz(283g) $8.99(1168円)
マウナロアのマカデミアナッツ1袋 8oz(226g) $9(1170円)
$1=130円で計算

ナッツやチョコレートなどはワイキキのABCストアで買うよりもウォールマートやロングスドラッグ、またはドンキホーテのセール価格の方が安いです。
ハワイ土産はチョコレートやクッキーが人気
▲ ハワイ土産はチョコレートやクッキーが人気
ハワイ旅行といえば多彩なオプショナルツアー。マリンスポーツ、歴史的建造物を周るツアー、野生の動物を観に行くツアーなど様々なオプショナルツアーがあります。コロナ後に値上げをしたツアーもありますが、内容がアップデートされていたりするので物のような値上げを実感することはないでしょう。ハワイのオプショナルツアーは内容が充実していますし、パッケージでしたら追加請求もないので安心でしょう。価格はツアー内容や所要時間によって異なります。
天国の海「サンドバー」
▲ ハワイで人気のオプショナルツアー 天国の海「サンドバー」
日用品、食費、家賃、ガソリン、公共料金など生活で必要な様々なものの価格の上昇もここ1〜2年で顕著です。
観光客の皆さんにとってはそれほど影響がないと思われるかもしれませんが、ハワイ滞在中に水や朝ご飯、生活用品などをスーパーなどで購入することもあるでしょう。参考までに一部をご紹介します。日本で買うよりも高く感じるものがほとんどだと思いますが、日本と変わらないものまたは安いものもあります。

水 500mlのボトル 24本入り $7.99(1,038円)

アボカド1個 $2.50(325円)
ハワイ産トマト(6個入り1パック) $5.25(682円)

牛乳(約2L) $4.79(623円)
牛乳(約4L) $7.49(973円)

アメリカ本土産の卵 18個入り $6.99(908円)
ハワイ産の卵 12個入り $7.99(1038円)

上記は一般的なスーパーでの価格で、コストコやセール品、ファーマーズマーケットではもう少し安く買える場合もあります。ハワイ在住者はセール品を買うようにしたりコストコを賢く利用している人がほとんどです。
ハワイの野菜や果物は量り売りが主流
▲ ハワイの野菜や果物は量り売りが主流
海外のブランド品は海外の方が安いというイメージがありますが、インフレのハワイと円安の日本を比較した場合、実際のところはどうなのでしょうか?

調査してみると、やはりアメリカブランドは化粧品、アパレルともに日本で買うよりは安いです。例えば化粧品のメイベリン、レブロン、アパレルだとアバクロやラルフローレンなどは円安でもまだインフレのハワイで買う方が安いと人気のようです。メイベリンのマスカラは日本では1200円程度で売られていますが、ハワイのロングスドラッグではセールで5ドル程度で売られていることもあります。

アメリカブランドの代表であるコーチも日本で買うよりもかなり安く買えるので、コーチアウトレットも常に観光客で溢れています。一方、化粧品、アパレルともにヨーロッパブランドに関しては多少安いくらいなのでブランドによっては日本で買う方が安いものもあります。

ということで、やはりハワイブランドやアメリカブランドは日本で買うよりは安いので、お目当てのものがある場合はハワイ旅行中にお買い物してみてはいかがでしょう。
高級ブランド店が軒を連ねるアラモアナショッピングセンター
▲ 高級ブランド店が軒を連ねるアラモアナショッピングセンター
コロナの影響でデリバリー・テイクアウトビジネスが急速に成長し、レストランでは以前よりもデリバリー・テイクアウトが主流となり、配達員へのチップを払う機会も増えました。配達員へのチップだけでなく、サービス業におけるチップの相場も全体的に上がり、18~20パーセントが一般的となりました。

チップの慣習は日本にはないので予算に入れ忘れてしまいがちですが、レストランだけではなく、ドライバー、オプショナルツアー、エステやスパなどはチップが必要になり、単価が高い場合はチップ代だけでもかなりの額になりますので予算にはチップ代も忘れずに含めておきましょう。

テイクアウトの食事の会計時にタブレット端末でお店側からチップ額を選択するように表示される場合が多くなりました。ドリンクやフードのテイクアウトのみであればチップ無しでもマナー違反にはなりませんが、会計の近くにチップ箱を置いているお店も多いのでそちらに入れるのもよいでしょう。席について食事をする場合はチップが必要で、会計の際に追加する形でレシートに記入します。レシートに、18%の場合はいくら、20%の場合はいくら、と丁寧に表示しているレストランも多いので参考にして記入しましょう。

オプショナルツアーに関しては当日に手渡しするケースのほうが多いかと思いますが、マリンスポーツやウェディングなどではチップ込みとなっている場合もありますので申込会社に事前に確認しておくとよいでしょう。
チップを現金で渡す事もあるのでお忘れなく
▲ チップを現金で渡す事もあるのでお忘れなく

いかがでしたでしょうか?海外旅行では金銭感覚がずれてしまい予想以上にお金を使ってしまったということもあるかもしれません。物価の高いハワイでも、飲み物やおやつはコンビニではなくてスーパーで買うとか、朝ご飯はスーパーで買ったものとコーヒーをテイクアウトして軽く済ませるなどいくらでも節約できます。食べたいもの、買いたいもの、行きたい場所などの料金をあらかじめ確認しておき、おおよその予算を立てておくことも大切ですね。このコラムを参考にして、お得に充実したハワイ旅行をお楽しみください。

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